車検時にブレーキオイルは交換すべき?必要性や交換の目安など

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Car mechanic or serviceman fills a fresh lubricant engine oil at car garage for repair or maintenance a car

車検を更新するには、法律で定められた保安基準をクリアできるよう、事前整備をしなければなりません。事前整備では消耗品の交換が必要な場合もあり、ブレーキオイルも交換が必要か、疑問に思う人もいるでしょう。

ブレーキオイルとはどのような役割を果たすか、基礎知識を身につけながら、車検時の交換の必要性を考えることが大切です。

ブレーキオイルの役割と交換の目安

ブレーキオイルを交換すべきか考える上では、まずはこれがどのような役割を果たすのか知っておくことが大切です。ブレーキオイルの役割を知った上で、どの程度で交換すべきか、目安を知りましょう。

基本的な知識を身につけておくと、車検時に限らず日々のメンテナンスにも役立ち、愛車をよりよい状態に保ちやすくなります。

油圧式ブレーキの圧力源

車のブレーキは油圧式であり、簡単にいえばオイルを押し出す圧力を使って、ブレーキをかけています。ブレーキオイルはブレーキ部分の動作を円滑にするための作動油であり、これがないとパーツごとの摩擦が大きくなり、ブレーキがかかりづらくなります。

オイルは各部位の動きを滑らかにする役割を担っており、パーツに負担をかけず、効率的に減速するために必要で、重要なものであることは理解しておきましょう。

変色して古くなったら交換が必要

ブレーキオイルは十分な量が入っているなら使用はできますが、一定期間ごとに交換しなければなりません。これはオイルが使っているうちに劣化するからで、基本的には変色すると交換時期と考えましょう。もともとブレーキオイルは透明であり、使っているうちに少しずつ濁って茶色くなってきます。

オイルの透明度がなくなってきたならそろそろ交換を考えるべきで、変色しているのに使い続けると車への負担も大きいため注意しなければなりません。真っ黒になるまで使うことも可能ではありますが、おすすめできる状態ではないため、汚くなりきる前の交換を意識しましょう。

車検でのブレーキオイル交換の必要性

Close up of a car mechanic checking oil level in a mechanical workshop

ブレーキオイルは車の制動を司る重要な部分であり、車を安全に使用する上では欠かせない部分でもあります。

安全面に関係するということは、保安基準を守らなければならない車検にも大きく影響するように思えますが、実際はどうなのでしょうか。ブレーキオイルと車検の関係性を知り、正しい周期で交換することが大切です。

車検での交換は必ずしも必要ではない

ブレーキオイルは消耗品のため、車検時期には交換しなければならないと思う人も多いかもしれませんが、実は交換は必須ではありません。

どれだけ汚れて劣化していても、走行性能にさえ支障をきたさないなら、ブレーキオイルが原因で不適合と判断されることはないでしょう。必ずしも車検時に交換が必要ではないため、その他のタイミングで交換するのも1つの手です。

車検ごとの交換がおすすめ

車検時の交換は必須ではないものの、定期的なメンテナンスという意味で考えるなら、2年ごとくらいで変えたほうがよいでしょう。普段のメンテナンスで交換できるなら問題はありませんが、ブレーキオイルだと交換が面倒で、自分ではなかなかできないということも少なくありません。

業者に依頼するとなると余計にハードルが上がってしまうため、手間をかけないよう忘れずに車検時にまとめて交換するのがおすすめです。

ブレーキオイルは新品なら2年程度は持つため、車検ごとに交換しておくと、常に高品質を維持でき、愛車も長持ちさせやすいでしょう。

車検時の交換は費用が安くなる場合がある

車検では修理やその他消耗品の交換で費用がかさみ、税金や保険料、業者に依頼する場合は手数料までかかります。合計するとかなりの金額になるため、別のタイミングでブレーキオイルを交換し、コストを分散したいという人もいるでしょう。

確かに別日で行うと車検時の費用は安くなりますが、差は微々たるもので、基本的には全てまとめて行うのがおすすめです。ブレーキオイルの交換までまとめて行うと、メンテナンス箇所が多いため、割引を適用してくれることも少なくありません。

何より1回分の工賃で全てのメンテナンスが完了するため、余計な費用を出さずに済みます。まとめて修理、交換してもらうと、その分お得になる可能性も高いため、基本的には車検時の交換で問題ないでしょう。

交換しないと故障や事故の原因に

車検を通すという一点だけを考えるなら、ブレーキオイルは無理に交換する必要はありませんが、劣化したものを使い続けるリスクには注意が必要です。ブレーキオイルが劣化すると、オイルが漏れてサビや腐食の原因になったり、ブレーキが正常に作動しなかったりするといった危険性があります。

故障や事故を招き、オイル交換よりも高いコストがかかることも少なくありません。何より身に危険が及ぶ可能性が高いです。ブレーキオイルは運転性能を左右する重要な部分だからこそ、リスクを下げるためにもこまめに交換しなければなりません。

車検を通すか買い替えかで迷っている場合

車検時にはまとまった費用がかかりやすいため、本当に更新すべきか迷う人は多いでしょう。買い替えでもコストはかかりますが、1回分の車検費用は浮き、購入する車によってはより状態のよいものに乗り続けられます。買い替えならではのメリットもあるため、よく考えて、よりお得なほうを選ぶことが大切です。

年式や整備費用で検討する

車検の更新と買い替えで迷うなら、年式や整備費用を目安にするのがおすすめです。年式が古く、市場価値がなくなったり、税金が高くなったりするなら、買い替えを選びましょう。特に新車登録から13年目以降は、自動車税や重量税が増税される場合があるため、これに該当するなら買い替えを選ぶのがおすすめです。

また、年式がそれほど古くない場合でも、整備に費用がかかり過ぎるなら、買い替えたほうが長期的なコストは安いでしょう。整備費用は年々高くなる一方で、途中から安くなることはまずありません。

長期的に見ると、買い替え時の単発の費用は高くても、その後の整備費用がかからないことを考慮するなら、買い替えのほうが金銭的にお得なケースは数多くあります。

買い替えの場合は買取業者の選択が大事

お得に買い替えるには、手持ちの車を売却することが大切で、これがいくらで売れるかが重要です。同じ車でも業者によって査定額は異なるため、買取業者の選定は慎重に行いましょう。おすすめなのは、廃車買取にも対応しているカーネクストです。

カーネクストは年式の古い車や長距離を走った過走行車、さらには不動車や故障車まで買い取っています。どのような状態でも0円以上で買取保証をしており、確実に資金化できるのは大きな魅力でしょう。また、車両の引き取りから廃車手続きの代行まで全て無料のため、コストをかけずに手放せるのも嬉しいポイントです。

参考:カーネクスト

定期的にブレーキオイルを交換しよう

Buying new car at car showroom

車検時の検査項目にはブレーキオイルは含まれないため、劣化していても走行性能さえ問題ないなら、更新は可能です。

しかし、劣化したままだと車への負担は大きく、故障や事故を招きかねません。車検はよいタイミングのため、他の部分と合わせてブレーキオイルも交換し、安全性の向上に努めましょう。

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