車検に通らないウィンカーとは?通すために知っておきたいこと

未分類

車検において、ウィンカーはそれほど重要には思えないかもしれません。それよりも、エンジンなど重要な場所のみが検査されると思えませんが、そうではありません。

実際、ウィンカーにはウィンカーの位置、点滅回数、色、面積など、細かな保安基準が設けられています。そのため、実は車検の合否を左右する重要なポイントといえます。

今回は、どんなウィンカーでは車検に通らないのかなどを、詳しく解説します。ウィンカーが原因で、車検に通らないことがないようにしていきましょう。

車検に通らない可能性の高いウィンカー

車検は、車が安全に走行できるために行うものなので、もしウィンカーに問題があれば、車検に通らないこともあります。そこで、ここでは「どのようなウィンカーなら、車検に通らない可能が高いか」ということを解説していきます。なぜ、これらでは車検に通らない可能性の高いのかも、併せて理解しましょう。

ウィンカーが正常に点滅しない

ウィンカーが、正常に点滅しないという症状の場合では、「ウィンカーリレーの故障」や「ウィンカーバルブの球切れ」、「バッテリーの劣化」、「接触不良」などが原因として考えられます。なお、ウィンカーが点滅しなければ走行の際に危険なので、当然車検には通りません。

したがって、どのような症状なのかを調べて、おおよその故障原因を探っておきましょう。このような症状がある場合は、修理を依頼するしか車検に通る方法はありません。

ウィンカーのカバーがひび割れしている

もし、ウィンカーがひび割れしている状態であれば、例えしっかりと動作しても、車検には通らないでしょう。なぜなら、ひび割れしている部分から水が浸入して、電気系統に不具合が出てしまうことが懸念されたり、ひびから光が漏れてしまい、オレンジ色に点灯しない可能性が懸念されるためです。

こちらに関しては、軽度のひびなら接着剤などで補修すれば、大丈夫なこともあります。ただし、ひび割れがひどい場合には、カバーを交換しておく必要があります。

ドレスアップしているウィンカー

ウィンカーをドレスアップして、LED電球に換えている場合、ハイフラッシャー現象が発生することがあります。こちらは、通常のライトの場合では、電球が一部切れていることを知らせるために、高速点滅するものです。

仕組みとしては、通常電球が点灯しているということは、それ相応の抵抗が発生していることになります。しかし、電球が切れればこの抵抗がなくなるため、それを検知して高速点滅を行うというもの。これを、LED電球に単純に換えている場合では、しっかりと点灯しているのにもかかわらず、あまりにもLED電球の抵抗が低いため、誤って高速点滅してしまいます。

多くの場合では、自作のシーケンシャルウィンカーやウィンカーポジション化で起こるので、注意が必要です。万が一この症状が起きていると、取り付け基準を満たしていないと判断され、車検に通らないことがあります。

車検は保安基準を満たしている必要がある

Young Mechanic Writing On Clipboard White Examining Car Wheel

車検では、ウィンカーが保安基準を満たしているのかを検査されます。そのため、これをしっかりと満たしている必要があります。ここでは、詳しいウィンカーの保安基準や、ウィンカーポジション化する場合の注意点を解説します。

ウィンカーの保安基準

保安基準としては、ウィンカーの位置、点滅回数、色、面積などに規定があります。例えば、正しい位置にウィンカーが設置されているのか、点滅回数は一定以上、一定以下点滅しているのかなど。

また、適切な色で点灯しているのかや、しっかりとした範囲を照らせているのかが基準になっています。ほかにも、車種によって義務図けられていることがあるので、一度しっかり調べておくとよいでしょう。

ウィンカーポジション化する場合は要注意

最近はやっている、ウィンカーと車幅灯を一体化する「ウィンカーポジション化」する場合には、注意が必要です。ウィンカーには保安基準が設けられているので、キットで改造を施したときに、これを満たしていなければ、車検には通りません。したがって、基準をクリアするように、キット選びや取り付けをするようにしましょう。

LEDの光が流れるウィンカーがトレンドに

最近では、ウィンカーをLEDにして、流れるウィンカーにするのがトレンドになっています。こちらは、法改正によって採用が進んでいる「シーケンシャルウィンカー」のことですが、もしこちらを自作するのであれば、注意が必要です。これは、保安基準を満たしていない自作であると、車検に通らないためです。

法改正で採用が進む「シーケンシャルウィンカー」

こちらの「シーケンシャルウィンカー」は、2014年10月に道路交通法が改正され、合法的に採用されることになりました。現在では、トヨタのC-HRやハリアー、レクサスRX、LX、アウディA8などに搭載されています。

これらは、シャープな印象を与えてくれるため、とても流行しています。そのため、現在搭載されていない車種でも、採用が期待されているようです。

流れるウィンカーを自作するなら注意が必要

流れるウィンカーは、新しいトレンドになっています。当然、搭載されている車種に乗ろうとする人もいますが、現在乗っている車に自作する人もいます。

しかし、車検に通すためには、流れる点滅パターンや周期は決められています。したがって、その他の色や明るさ、位置、大きさの規定と共に、自作する場合は車検時に指摘されないように、注意することが必要です。なお、自作が難しい場合は、ユニット化されたものを装着することも選択肢の一つです。

車検を通すか買い替えと迷っている場合

もし、ウィンカーを修理して車検に通すそうか、あきらめて買い替えをするかで迷っているのであれば、一つアドバイスがあります。それは、年式や燃費からどうするかを検討することです。そうすれば、どちらのほうが得なのか判断できるでしょう。また、もし買取を選ぶのであれば買取業者の選択が重要なので、信頼できる業者を以下で紹介します。

年式や燃費から検討する

もし、年式が古かったり、燃費が悪かったりした場合は、買い替えを検討しましょう。なぜなら、そのような車に乗っていると、年間の維持費が高くつくためです。

また、当然そのような車では傷みもあるので、場合によっては高額な車検代になることもあり得ます。したがって、トータルで考えていくと、買い替えのほうがお得な場合があります。あなたの車ではどうなのかを考えてみてください。

買い替えの場合は買取業者の選択が大事

買取業者は、サービス内容が充実した業者を選び、手間なくスムーズに買取に出すとよいです。そのため、最適な買取業者を選ぶことが、買い替えでは重要です。

しかし、そんな業者がすぐに思い浮かばないこともあるでしょう。そこで、おすすめの買取業者「カーネクスト」を紹介します。こちらは0円以上の買取保証しており、査定・レッカー代・書類代行が全て無料です。非常にサービスが行き届いているので、機会があれば一度利用を考えてみてください。

参考:カーネクスト

愛車のウィンカーが車検に通るか確認しよう

Close up of a car mechanic checking oil level in a mechanical workshop

ウィンカーが正常に点滅しないものなどは、車検に通らない可能性が高いです。また、車検はウィンカーの位置や点滅回数、色、面積などの保安基準を満たしている必要があります。なお、最近ではLEDの光が流れるウィンカーがトレンドですが、自作の場合はこちらも保安基準を満たすようにしてください。

しっかりと愛車のウィンカーが車検に通るか確認して、もし通らないかもしれないのであれば、修理するなどして対処しましょう。

タイトルとURLをコピーしました