スペアタイヤは車検に必要か否か|車検の通る条件を知っておこう

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2年に1回、新車の場合は初回は3年目に義務付けられている車検を問題なく通すためには、必ず条件が揃っていないといけません。条件が揃っていないと不合格となってしまうので、その車を公道では運転できなくなりますので注意が必要です。

そこで今回は、気になる車検の知識を解説していく中で、スペアタイヤに注目していきます。スペアタイヤとはどんなタイヤなのか、そして車検を通すのにスペアタイヤは必須条件なのかどうか詳しく解説していきますので、車検知識をしっかり身に付けておきましょう。

スペアタイヤとはどんなタイヤなのか

この記事ではスペアタイヤについて解説していきますが、スペアタイヤとは何なのか知らないという人もいるのではないでしょうか。聞いたことはあるけどスペアタイヤの定義までは知らないというなら、車検までにしっかりスペアタイヤの知識を身に付けておきましょう。

車に標準装備されているタイヤと同じもの

スペアタイヤは車に予め装備されているタイヤと同じもので、万一パンクなどのトラブルが起きた時のタイヤとされており、スペアタイヤでも十分問題なく走行できます。スペアタイヤは、トラックやRV車などに積まれていることが多いです。

一方、標準タイヤよりも小さめタイプはテンパータイヤと呼ばれています。テンパータイヤは小さめなのであくまでも応急用タイヤです。そのままずっと走行し続けるタイヤではありませんので覚えておきましょう。

新車からスペアタイヤは消えている

今から20数年前まではスペアタイヤをはじめ、ジャッキやドライバーなどの工具などを積むのは当たり前な時代でした。しかし時代と共に、平成20年頃からはスペアタイヤの代わりにパンク応急修理セットが積まれた新車が多く登場しました。

スペアタイヤを積載しなくなった理由の1つに、「燃費向上のための軽量化」があります。平成21年に施行されたエコカー対策の影響です。実際スペアタイヤを積載していても、使用頻度は少ないために結局廃棄することになったり、タイヤ交換できない人が多いとのも理由に挙げられます。

さらには、近年ではロードサービスも充実しており、自分でするよりもプロに任せた方が良いということが増えたのもスペアタイヤが消えた理由です。

スペアタイヤなしのデメリット

スペアタイヤの代わりとなった応急処置修理セットは、使用方法が簡単なので車に詳しくない方でも説明書を見ればわかるのがメリットでした。しかし、応急処置修理セットは「タイヤの接地面」で「3mm以下の穴・傷」、「タイヤ1本のみ」という条件でないと使うことができないと限定されてしまいます。

例えば、タイヤが破裂したりホイールから外れた場合には、JAFを呼ばないと修理できないので注意が必要です。さらに、応急処置修理セットのパンク修理剤にはタイヤやホイールに溶剤が付着すると再利用不能になる可能性があることも知っておきましょう。

スペアタイヤの車検が通る条件

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車検がきちんと通らなければ、車に乗ることはできません。もし車検が通っていないのに車を運転した場合は無車検車運行の罰則で6点の違反、30日間の免停または6か月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が課せられます。そこでスペアタイヤの車検が通る条件を見ていきます。車検をお願いする前に、必ずチェックしておきましょう。

車検でスペアタイヤの搭載義務はなくなった

以前まではスペアタイヤの搭載義務がありましたが、2019年現在では法律でスペアタイヤの搭載義務はないと定められています。以前は搭載義務があったために、今でも搭載しておかないといけないと考えている人はいます。

しかし車検のチェック項目からもスペアタイヤは消えていますし、新車購入時点で既に搭載されていなければ問題ないとされています。

外部にスペアタイヤ搭載済みの車は例外

トラックやRV車などには初めからスペアタイヤが搭載されています。初めから搭載されている車で後部にスペアタイヤが搭載されていると、外したことにより車の全長が変わってしまいます。その全長がプラスマイナスで30mm超えならば、車検を通すことは不可能になるでしょう。

ところが、構造変更申請をすることで保安基準を満たし認められればその限りではないとも言われています。保安基準さえ守って許可されたなら全長は変えられるということです。しかし、一般的な車では搭載義務は無くとも、外部にスペアタイヤが搭載されている車の場合は搭載した状態で車検を通しましょう。

テンパータイヤを装備したままはNG

テンパータイヤは標準タイヤよりも小さめなので、テンパータイヤを装備したままでの車検は絶対に通りません。左右のタイヤサイズが異なるためで、ブレーキやサイドスリップのテストでNGとなってしまいます。

また、応急用タイヤとなるのでいくつか走行に関して制限があります。安全性が保てる走行速度は、約80km/h程度だと言われています。走行距離は約100kmです。このようなことからも、通常使用できる標準タイヤとは全くの別物であることからテンパータイヤが車検を通らない理由の1つです。

無理やり車検を通すより買取を検討

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車検を通すためにもそれなりに費用は掛かり、そこから修理箇所が出てくればさらに費用が掛かります。また、車の価値は年々下がっていくのに、修理費用などがかさむことより採算が合うのか考える必要があります。

そこで検討するべきことは、車検を通すよりも売却するほうが得策なのではないかということ。売却や車検費用に関して解説していきます。

車検費用と車の価値が合わなくなる

基本的には、古くなっていくほどに車の価値は落ちていきます。古い車は13年目から自動車税と重量税が上がり、交換パーツも増え、パーツを取り寄せるにも古い車のため製造されていない場合や、部品自体が少なかったり、車検の費用がその分高くなる傾向にあります。

無理に車検を通そうとするよりも、買取をしてもらうことで新たな車への買い替え資金に充てられることができます。車に支払う車検費用と、車の価値が合わなければ、売却を検討してみることも選択肢の一つとして考えましょう。

おすすめの車買取先はカーネクスト

高額を支払い無理に車検を通すつもりがなく、売却を検討しているのであればカーネクストがおすすめです。カーネクストは全国どこでも無料査定で、世界中に販売網があります。

車だけでなく、パーツとしても販売することもできるため、たとえ不動車だとしても0円以上の買取が保証され、レッカー移動費用や書類代行などの事務手数料もすべて無料と、メリットがたくさんあります。現在の車を売却するなら、カーネクストで無料査定をしてみてください。

参考:カーネクスト

車種によって車検ではスペアタイヤを装備

現在の車検では、スペアタイヤは搭載しなくてもよいとされています。しかしトラックやRV車など、初めから搭載されている車に関しては、スペアタイヤの搭載はしなくてはいけませんので忘れないでおきましょう。もし忘れていると車検は通りませんし、車検の通らなかった車は運転してはいけない決まりになっています。

自分の車がスペアタイヤを搭載しておくべき車なのか、否かを必ずチェックしてから車検を通すようにしましょう。また、車検費用にも費用はかかりますので、現在の車の価値と車検費用が採算合うのかどうかも考えて、車検通すか買取にするのか検討してみてください。

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